自ら学ぶ態度と教わる態度

たまたまかもしれないが、最近見かける教育書には、
「子供には、自分で学ぶ態度を身につけさせるべき」
ということが、よく書いてある。
まったく賛成である。
 
ただ、職場で若者を指導していると、別の感想もある。
「子供には、教わる態度を身につけさせるべき」と。
この場合の「態度」とは、普通の意味での態度もある。
つまり、教わるんだから、教えてくれる人にそれなりの敬意を払おうよ、とか。
 
しかし、そういう「態度」も問題ではあるのだが、そもそも、
 ・人の話を聞かない
 ・自分理論で補おうとする
  (補うと言うか、「教わった事10%+自分理論90%」くらい?)
 ・何にでも批判的すぎる
ということが、とても目に付くのだ。
 
そんな風に思うのは、それは、まあ、私が老人だからかもしれない。
ただ、やっぱり、「教わる態度」ができていないと、人生損だと思う。
 
で、考えてみたのだが、それは、「自ら学ぶ態度」と表裏一体なのかもしれない。