続けること・続けさせること

自戒をこめて。
 
家庭学習における、親の最大の責任は、
 
 続けること・続けさせること
 
だと思う。
 
何かを思いついてやらせてみる。
「あとになって面倒になってやめる」というのは言語道断だが、
「うまくいかないからやめる」というのもよく考えなければならない。
本当にうまくいかないかどうかは、かなりのスパンで見なければいけないはず。
そもそも、ちょっとやってみて「だめ」とわかるようなことなら、
それをやらせた親がいけない。
もちろん、長い期間やってみて「だめ」だったら、それはそれで、本当に子供に
申し訳ないことだが、そうならないように、ちゃんと考えなければならないのだ。
 
それと、「途中でやめる」ということは、子供に悪い影響を与えるに違いない。
 
あるいは・・・
何かを思いついてやらせてみる。
はじめにろいろ指導しても、そのうち自身が忙しいからと監督をやめる。
これは、やめたことにはならないか?
だいぶたってから「あれ、ちゃんとやっているか?」と、子供に聞くのだろう。
もちろん、ちゃんとやっていたらすばらしい。
が、ちゃんとやっていなかったら、それは親の責任だと思う。
そこで怒るのは、子供への責任転嫁でしかない。
 
難しいことである。
 
私は、一般に、何かをやらせるのに、3ヶ月(くらい)を単位に考えている。
何かをやらせる場合、その何かが
 
 ・3ヶ月くらいで終わる
 ・3ヶ月くらいで一区切りがつき、そこまででも意味がある
 ・3ヶ月くらいやってよさそうならさらに続けられる
 
ように考えるのだ。
「3ヶ月(くらい)」という時間に根拠はない。
ただ、そのように考えているだけだ。
3ヶ月は長いだろうか短いだろうか。
子供にとっても私にとっても、3ヶ月は、それなりに長いように思う。
 
ただし、例外もある。
100マス計算は8週間である。