新100マス

娘には数学の楽しさを教えたい。
なんて言っているが、なかなか難しい。
今日も、怒ってしまった。眠そうにしてたから。うぬ〜。
 
ところで、昨日、娘に暗算の問題を出していたら、妻が横から乱入し、
娘が答える前に答を全部言うという暴挙に。
おまけに、「お父さん(私のことです)が○○(息子のことです)に
やっていたことを真似ただけ」などと。
 
いやいや、それは違うぞ。
私は一見ランダムに息子の暗算練習のじゃまをしたように見せて、実は、
息子のモチベーションを上げていたのだよ。
息子は、競争が好きだから。
中学生になった息子にはそれがわかったようだが、大人である妻には
わからなかったようだ。
 
そして、娘に勝ち誇った妻は、娘は計算練習をしなければいけないと主張。
そして、「100マスをやろう」と。
しかし、我が家には、「100マスは一人でやるものではない」との不文律がある。
私が「娘に付き合って一緒にやってあげられるの?」と聞くと「やる」。
「いや、今は勢いで言ってるけど、途中でやめることになったら娘が困る。
 本当にやるという決心がついたら言ってね」というと、間髪をいれず「やる」。
 
じゃあ、ということで考えた。
100マスはすばらしいが、1桁の計算を今更やらせても、計算練習にはなるまい。
そこで、2桁の足し算・引き算、2桁×1桁の掛け算、3桁÷2桁の割り算を
やらせようかと。100問ずつ。(あ、割り算だけは50問かな。)
娘に聞くと、娘も「やる」という。
 
そこで急遽、眠い目をこすりながら、問題を作ってみた。
「乱数で問題を作り、極端に簡単な問題ははじく」という方針で。
27 + 12 =  92 + 64 =  81 + 39 =  71 + 6 =
41 + 47 =  52 + 91 =  37 + 47 =  88 + 10 =
49 + 25 =  27 + 81 =  67 + 17 =  52 + 44 =
みたいなのを100問だ。
 
で、今朝、妻のところに持って言って、「本当は後悔してんじゃないの?」と
聞くと「うん」。だろうねぇ。
でも、やると言った以上、やってもらうよ。
途中でやめたら教育上悪いからね。
うっしっし。
 
その後、結局私も入って、3人で「新100マス計算」。
もうどこにもマスなんてないんだけど。
娘はそうとう時間がかかったがやり切った。偉いぞ。
私は娘に合わせてゆっくりやったのだが、妻は全速力でやって、またまた勝ち誇ってんの。
そうだ。「忙しいから自分は参加しない」と言っていた息子は、横から見ていて
「あーあ、俺ならぶっちぎりなのになー」と。
なんだかやりたそうな様子である。