実家と漫画

C県の実家に里帰り。
今回は、弟家族と都合が合わず残念だったが、楽しくすごせた。
 
私の実家には、私が昔読んだ本が置いてある。
まあ、最近はその大部分を、私の家の方に運び込んでしまったのだが、まだ、
少し残っているのだ。それは、主に、漫画。
 
私は、子供の頃から漫画が大好きで、母親には、「それだけ読んだんだから
漫画家になってモトを取ってくれ」とまで言われたものだ。
が、実は、子供時代は、いろいろなツテでタダで読んでいた。(ごめんなさい。)
だから、家にあるのは、青年期に買ったものたちである。
そういうわけで、子供たちに見せるにはちょっとこまったものもある
(そんなにはない)のだが、それより、子供の精神年齢になかなか合わない
ことが多かった。
 
しかし、子供たちも、成長して、そろそろ、読めるかなと思ってきた。 
特に、娘。
で、萩尾望都の短編集を読ませてみたのだが、反応はいまいち。
ま、そうかな。はやく萩尾望都論を語り合いたいものだ。
次に、「ゼリービーンズ」(ふくやまけいこ)を読ませたら、「よくわかんない」。
「んー。でも、おもしろい」と。
「ゼリービーンズ」は読んでるこっちがちょっと恥ずかしくなるような
初々しさだが、私はけっこう好きだったのだ。
(作風がおかわりになったようで、他の作品は読んでません。すんまへん。)
 
息子に人気があったのは「珍遊記」(漫画太郎)だった。
これはたしか全巻あったはずだが、2巻と3巻しかなくなっていた。
あれ、ドラゴンボールとか花の慶次とか知らないとおもしろさ半減なんだけどね。
息子に、これは「フリーザのセリフだよ」と言っても、「誰それ?」。
まあ、それでもおもしろかったようだ。
 
ちなみに、娘にも息子にも妻にも絶大な人気があるのは「破壊王ノリタカ」
(村田ひでお、刃森尊)である。
第13巻を読んだ妻は、私の秘孔にずぼっとぬき手をいれるところを考えたようだ。