我が家の英語教育

人様に教えたり、自慢するのではなく、自分の記録として。
 
はじめに息子(兄)、次に娘(妹)と、我が家の英語教育も2巡目に入った。
ウチの英語教育は、ちょっとかわっていると思う。
その効果は・・・、出ているのかどうか、というとわからない。
出るとしたら、たぶん、10年後くらいかなとも思う。
いや、10年後くらいには効果がでることを期待してがんばっているのだ。
だからこそ、記録である。
 
最近は、息子の受験勉強に影響されて、娘にも「英単語覚え」をさせている。
が、それは、ウチの英語教育の本質ではない。
 
我が家では、はじめに、英語の本を読ませているのだ。
具体的には、Little BearやFrog and Toadなど。
それらについて、文法の説明より先に、1文1文、次のように読んで言った。
 
See the snow. → 見て、あの、雪。 → 雪を見て。
See the snow come down. → 見て、あの、雪、来る、下に。
             → 雪が降っているのを見て。
 
2文目はいきなり「知覚動詞のなんちゃら」(名前忘れました)って構文である。
この調子で読んでいくので、、過去形、完了形、進行形、不定詞、仮定法なんかが
すぐに出てきてしまう。
私はそういうことを、詳しく説明せずに、上記のような逐語訳方式で簡単に教え、
あとは、CDを聞かせたり(ちょっと英会話学校にも行かせた)したのである。
 
日本における英文法の教育(英語教育ではなく英文法の教育)は、なかなかの
すぐれもので、日本人の中学生は、普通のアメリカ人より英文法には詳しいのでは
ないかとさえ思う。(未確認な推測です。)
それはそれでいいのだが、というか、学校でそういうことをやってくれるので、
ウチでは、単に生の英語(に近いもの)に触れさせたいと思ったのである。
(英語の文法をまるでわかっていないように見えるアメリカ人たちでも、
 4、5歳くらいで、仮定法過去を使って話す。私は目撃した。)
 
そのおかげで、ウチの子はバリバリ英語ができるようになった?
う〜ん、どうかな。
実は、息子にはかなり強烈な批判をもらって泣いた。
その後、自分で英文法の本を読んでいたし。
で、今は、塾の英語にどっぷりだ。 
が、少なくとも10年後くらいには、効果が出るような気がしているのだ。
いや、息子にはもう出ている・・・とも思うのだが。
 
じゃあ、娘の「英単語覚え」はなんなの?というと・・・・
実は、(影響は受けたが)受験生風の英単語覚えではなく、楽しく(?)例文を
読みながらやっているので、本読みの前段階のような趣向なのである。
息子に英語の本を読ませた当時、娘にも軽く読ませていた。
そして、今、娘に、ふたたび、しかし、本格的に本読みをはじめようと画策し、
このエントリを書いたのである。
(英単語は、休み休みで、今150単語までいった。)