我が家の入塾前教育(実施したものと考えたもの)

息子の奴、最近、塾ばっかりで、勉強に関しては、私の相手をしてくれなくなった。
(プログラミングの話(というか仮想マシンの話)はすごくしてくるのだが。)
 
何度も書いているが、塾というものは、実に強力だ。
一応書いておくと、塾の良さは、「勉強をする場の提供」だと思う。
もちろん、先生方は大変優秀(かつてのヘッポコ先生の私と比べてはいけない)で
すばらしいのだが、先生方の話を聞き、子供同士で切磋琢磨できる「場」こそが、
最大のポイントだと思う。
(公教育にそれを求めるのは難しいことなのだろう。
 それにしても、せめて、あの「内申重視」をやめさえすれば・・・、
 あ、いや、それは言うまい。って、言ってますね。)
 
息子が塾に行く前も、なんとなくは期待していたのだが、やっぱり実感はできなかった。
とは言え、息子に関して、入塾前の教育は、決して間違っていなかった、むしろ、
大成功だったと思う。
で、成功したと思われる、あるいは、今後も成功すると信じる、我が家の
「入塾前教育」をまとめておきたい。あくまで、我が家の場合。
 
一般論:
・本格的に塾に入れるのは3年生からでよい。
 (ただし、話題にしたり、夏期講習に出すのはよいと思う。)
・1、2年生の間に絶対にやっておきたいのは数学と英語。
 子供時代、「頭が良い」とは「数学できる」と同義である。
 また、数学と英語は、短期間ではどうにもならない。
 これらは、どこまで進んでも、「これ以上は無駄」ということがない。
 (あ、あくまで我が家の場合です。
  逆に言うと、理科や社会では、「これ以上勉強しても無駄」という点が、
  私にはあるのですね。国語は微妙です。)
・学校と連動させるのもよいと思う。
 ただし、子供の性格による。
 また、こう言うと申し訳ないが、数学と英語に関して言うと、公立中学の内容は
 薄すぎると思う。
 公立高校の受験を考えるなら、それで十分なのかもしれないが、そこで勉強が
 終わるわけではないので。
 もちろん、先生方には、本当に感謝しているのだが。本当です。
・無理やりやらせても無駄。
 というか、逆効果。
・怒っても無駄。
 
各論(1、2年次の勉強):
・数学
  網羅的にやる必要はない。
  (網羅的なことは塾がやってくれる。)
  問題を解く喜びを教えられればよい。
  (言うは易く行うは難しでは、ある。)
  「考えればわかる問題」をゆっくり一緒に解くのがよいと思う。
  暗算力は常に強化の方向で。
  (中学校は、「事実上の暗算禁止」のようなので、そこは、うまく・・・。)
  割合とか速度とかは、基本中の基本。
・英語
  将来につながる勉強を。
  理屈をこねないで、CDを聞かせたい。
  (これだけCDが安価に手に入る時代なんだから。)
  ちなみに、我が家では、カタカナ英語絶対禁止。
  ダジャレ英単語は、遊び程度に。
・国語
  できれば、基礎学力をつけさせたい。
  これも、ほら、短期間ではどうにもならないだろうし。
  が、精神の成長を待たざるを得ないところもあるので、難しい。
  可能な限り、言語体験をさせたい。
  (ただし、これは、親の嗜好・実力に規定されてしまうと思う。)
  中学校の授業に期待したい。
  (実際、息子は、学校の授業が楽しいという。)
・理科・社会
  家では、楽しくやれればいいや。
  (あとは塾がやってくれる。)
  塾でがっちりやる前に、基本だけ押えさせよう。
  中学校の授業は、私たちの頃に比べると、やはり内容が薄いような気がするが、
  それなりにボリュームもあり、受験だけ考えるなら、十分であるように思う。
  ただ、親は、勉強しておく必要があると思う。
  テレビを見ているときとか、屋外で遊んでいるときに、子供のちょっとした
  疑問に、それなりに答えられるように。
 
感想:
上を書いて思った。
要するに、私は、数学と英語は、受験とは関係なく、子供たちにずば抜けた実力を
つけてもらいたいのだ。
一方、理科と社会は、受験さえクリアしてくれればいいのだと。
現金なものである。
でも、みなさん、そういうのってあるでしょ。
サッカーが好きなお父さんは、学校の体育の授業とは関係なしに、サッカーの
練習させたりするでしょ?
 
あ、そうだ、国語は・・・微妙だ。