一元一次方程式に思う 最終回

昨日の分を読み返してみた。
なんと言うか、考えてみると、当たり前のことを得々と語ってしまったかもしれない。
 
一元一次方方程式の解き方は、たぶん、次のようにまとめられると思う。
 
  わからないものをすべて書き出す(たぶん、そんなに多くない)
        ↓
  わからないもののうち1つをxとおき、他のわからないものをxで表す
        ↓
  A = B なる関係式を見つける
        ↓
        解く
 
当たり前だ。当たり前すぎる。
でも、まあ、いいか。(←最近、このフレーズ多すぎ?)
 
「A = B なる関係式を見つける」には、おそらく、
 ・もともと同じものを2通りの言い方で表している
 ・もともと異なるものがたまたま同じになる
のどちらかを、問題文中より探せばいいのだろう。
たとえば、お菓子の問題なら、子供の人数をxとおけば、「お菓子の数」を
2通りに言い表しているので、そこから
  お菓子の数(表し方1) = お菓子の数(表し方2)
のように、式が立つ。
追いかけっこの問題なら、「兄の進んだ距離」と「弟の進んだ距離」は
本来違うものだが、「追いつくのは?」と聞いているので、それは、それらが
等しいときが問われているわけだから、やっぱり、
  兄が進んだ距離 = 弟が進んだ距離
のように、式が立つ。
 
まあ、一元一次方程式とは、こんなものだろうか。
(あ、塩水の問題ですか?
 たいていの参考書・問題集に解説があるので、ここでは省略します。
 「含まれる塩の重さに着目して式を立てよ」というやつです。)
 
一元一次に限らないが、方程式の面白いところは、
「頭を使わなくても、難しい問題が解けちゃう」ということだろう。
娘に伝えたいことはそれかもしれない。
(息子にはしっかり伝わったと思う。)