算数力

なんとなく書いた言葉、算数力。
小学生のうちに身につけてほしい、そして、ずっと持ち続けてほしい算数力とは、
たとえば、次のような会話ができる能力だ。
(計算に時間がかかるのは可。筆算は不可(笑)。)
 
 ・今日は、親子遠足。子供の数は23人。
  子供には保護者が1人か2人つく。で、保護者は全部で32人だった。
  保護者が2人ついてきた子は何人?
 ・お菓子の袋が3つ。1袋にお菓子40個、子供が23人。
  子供たちにお菓子を配るとしたら、1人に何個?
 ・やっぱり、32人の親にも1個づつあげるとすると、子供は1人何個?
 ・今バスの中。目的地まであと20キロ。
  時速60キロで進むと到着は何分後?
 ・山崎君のお父さんって、うちのお父さんより12歳若いんだって。
  うちのお父さんは48歳。
  山崎君12歳が生まれたのは、山崎君のお父さんがだいたい何歳のとき?
 ・時間つぶしに算数でもやろうか。
  ある数を2倍して3引くと9だって。ある数っていくつ?
 ・じゃあ、好きな数を頭の中で考えてみて。
  その数を3倍して15を足して3で割ってもとの数を引くといくつ?
 ・あれ?みんな5になった?不思議だね。