自分と子供たちのための数学勉強法

自分の勉強の話ばっかりだけど、もう少し。
それに、今度は、子供たちにも関係がある。
 
子供たちに勉強を教えていて、自分の勉強について考えることがある。
私は、受験生時代、受験勉強を、大学に入るための方便であって、それ自体は
くだらないものと思っていた。
はやくこんなものは片付けて、大学で「本当の勉強」をしたい、と思っていた。
 
そういう気持ちはあって良かったと思うのだが、今思うと、受験勉強は必ずしも
くだらないものばかりではなかったし、ずいぶん、役にも立っている。
実際、今、私の収入のかなりの部分は、大学や大学院で勉強したことより、
高校時代の受験勉強で身に付けた技能に依存していると思う。
その技能とは、(主に某通信添削で身に付けた)「国語力」である。
(え?私の文章に国語力を感じない?へっへっへ。ま、いいでしょう?)
 
が、今回は、その話ではない。
「国語力」については、素直に「よかった」「役に立った」と言えるのに、
どういうわけだか、そうは言えなかった「数学力」についてだ。
 
それにしても、なんだってあんなに受験勉強を低く見ていたのだろうか。
考えてみると、そう思うことで、受験に耐えていたのかもしれない。
しかし、もうそろそろ、冷静に考え直してもよい時期なのだろう。
 
続く。