子供の勉強時間

最近、私の帰りが遅い。
そのせいとは思わないが、妻と息子が勉強時間のことで衝突したらしい。
 
妻は、「息子の勉強時間が足りない」と言う。
かなり何度も言ったらしく、それに息子が大反発をした。
 
私も、息子の勉強時間は少ないと思う。
まず、勉強しろと言われないとはじめない。
ようやく勉強をはじめても、なんだか気が散っていることが多いようだ。
そして、ものすごく長ーい休憩を取って、さあ、ようやく勉強するのか
と思うと、「お休みなさい」だったりする。
 
ただ、私は、勉強を強制しても効果がないだろうと思うので、あまり
強くは言わないでいた。(過去に、何度か言ったこともあるが。)
しかし、妻の方が、がまんできなくなったのだ。
そもそも、息子は、自分の勉強時間が少ないとは思っていないようだ。
ほとんど勉強しない日もある気がするのだが、やって1時間というところか。
で、1時間も勉強しようものなら、「今日は、ホントー、よく勉強したなあ」
と、快い(?)疲労感を感じるらしい。
が、妻は(まあ、私も)、毎日1時間だって少ないと思っている。
そのギャップが問題だ。
 
ギャップというと、息子も、塾に行くと、3時間くらいの勉強をしてくる。
だから、家での勉強時間と塾での勉強時間のギャップが目立つ。
妻は、家で勉強しないなら、息子は塾に行くべきだと主張する。
私も、息子が望むならそれでよいと思うのだが、とても嫌がっている。
だから、これまた、強く言う気はしない。
しかし、このままでいいのかというと、、、。
う〜ん。このままでもいいのかな?う〜ん。
 
とにかく、難しい問題だ。
考えようによっては、こういう問題が出る方がよいのかもしれないが。
そもそも、普通の子供は、毎日何時間くらい勉強しているのだろう?
中学校の先生は、「学年+1時間」が目安とおっしゃったようだが。
 
ちなみに、妻は、中学3年生のときには、毎日4時間勉強していたという。
(おお、目安通りだ。)
私は、、、記憶がないのだが、やっぱりよく勉強していたと思う。
(4時間は、無理っぽいのだが。)
大人になって、いとこたちが妻に、「○○ちゃん(←私)は、いっつも勉強
してたんだよ。かくれんぼも本を持ってやっていて、隠れているときに
読んでたんだから」なんて言っていた。(え?俺って嫌なやつじゃん?)
 
私も妻も、親に勉強しろと言われたことは、たぶん、ない。
それでも勉強していたのだ。
ただ、前に、妻が「私たちの親は、私たちをうまく乗せてたんだろうねぇ」と
妙に現実的なこと言うので、なるほどと思ったことはある。
そうだったのかもしれない。
 
私が勉強していた理由は簡単だ。
「こいつには負けたくない」というライバルがいたからだ。
私は、小学校5年生になると塾に入れられた(にもかかわらず、親が教育熱心と
いうわけではない。担任の先生に勧められただけなのだ)のだが、そこは毎回
テストをする塾で、負けたくないライバルができたのだ。
 
そういう私自身の経験からは、息子にもライバルが必要だと思うのだが、
学校は競争しにくい世界のようで、なかなか難しいようだ。
(陸上部的なライバルはすぐできるらしいのだが。)
そうすると、やっぱり、塾かなーとも思うのだが、、、。
 
どうしたもんかなー。
時が立てば解決されるような気もするのだが。