心が折れそう

WBCのイチ○ー選手。
私、ついこの間まで悪口を言いまくって(もちろん、妻と子供
たちの前だけでしたが)おりました。
謹んでお詫び申し上げる次第です。m(__)m
(さあ、みなさんもご一緒に、「ごめんなさい」を。)
 
あの場面で落ち着いて二塁打を打てる精神力に感動し、
新しい「期待される日本人(アジア人)像」を見た思いです。
子供たちにも、「見ろ。あの精神力が必要なんだ!」と
よくよく言って聞かせております。
(もちろん、他の選手、韓国の選手にも拍手を送りたいです。)
(妻には、「掌を返すとはこのことだ」と言われています。)
 
そのイ○ローさん、不振のときには、「心が折れそうだった」と
言ったとか。この言い回しがおもしろい。
 
実は、我が家でも、最近、この言い回しが流行っていた。
私個人は、ちゃ○に連載の某漫画の・・・、まあ、それは良いとして、
子供たちもずいぶん前から使っていた。
いったいどこから来た言葉なのだろう。
 
私の世代、スポーツと言えば、ど根性。
ツメが割れても投げぬき、片眉を剃って山にこもり、、、
弱音を吐くなんて男の子のすることではなかった。
(当然、草食系男子なんてのがもてはやされることもなかった。)
 
○チローさんの「心が折れそうだった」は、もちろん、弱音でも
なんでもない(彼の精神力は証明済みだ)が、星飛雄馬なんかが
言いそうなセリフでもない。
「ど根性」が遥か遠くになった今の人の言い方なんだろうと思う。
そして、それは、なかなかうまい表現だと思うのだ。