Q.E.D.とポアンカレ予想

我が家では、某国営放送局のドラマQ.E.D.が人気である。
(私が、国営放送局の視聴をほぼ禁止していたのをやめたからでもある。)
その中で、ポアンカレ予想という言葉が出てきた。
私は初耳だと思った(常識なくてすみません)が、息子が、ドラマ・
エジソンの母でも出てきたと言う。
で、「位相幾何の大問題で、しかも最近解けた」という話を知って、
俄然興味がでてきた。内容は、「単連結な3次元閉多様体はS3に同相」とか。
ほうほう。そういう如何にも当たり前そう(じゃないすか?)なのは、
超難問なんだろう。
 
で、昨日、やはり国営放送局でその特集(再放送?)が。
録画しておいて、今日、みんなで見る。
息子はもちろん、娘も妻も真剣に見ていたのがうれしい。
息子は、「研究にはまってしまうことの恐ろしさ」を感じたようで、
考え込んでいた。と思う。
娘は、ポアンカレ予想を解いた(らしい?)数学者ペレリマンが、
100万ドルを受け取らなかったことに強い関心を持ったよう...。
 
「数学がすべて」みたいなことを言う数学者が多く出てきたので、「数学と
物理とどっちがおもしろいか、益川先生と対決してほしいなー」と言うと、
家族には「そんなの結論出るわけないじゃん」と一蹴された。
(最近、我が家では、益川先生が人気である。)
 
ところで、子供たちは、コーヒーカップなんかの変形のCGがQ.E.D.
出たのと同じだと主張していた。同じ局だし、使いまわしたのかな。
でも、それはそれで、おもしろいかも。
あと、3次元閉多様体の例として、何度も何度も、「宇宙」と言っていたのは
えーと、えーと、あー、うー、いいのかなー?