子供は勉強が好き再論6 最終回

前回で一応の結論は出た。と思う。
継続課題となったのは、「反抗期」と「自主性」の問題だ。
 
反抗期...、これは、よくわからない。
ただ、最近、低速少量学習に切り換えてから、息子の気分は
かなり安定しているようだ。
「俺、部活と勉強、毎日効率良く生きてるよ」とうれしそうに言う。
妻は、「効率良く?」と驚いていたが、そこは、ほら、ボキャブラ
アレな息子のこと、本当は、「充実している」と言いたかったのだろう。
反抗がなければないで心配(「反抗期が来たら喜びなさい」という本が
あった)だが、まあ、いいのだろう。
 
自主性...、これもよくわからない。
教育とは教え育てること。教えるとは、「自主性に任せない」ということ。
ではないだろうか。
もちろん、自主性が育たなければ、絶対的に困る。
だから、適当に干渉しつつ、少しずつ干渉を弱めていけばいいのかな。
理想としては、「困ったときにだけ子供が聞きに来て、そのときに親が
助ける」だが、なかなかね。
 
最近、息子は、妻に「俺、一人で計画立てて勉強するから、任せて。
それでちゃんといい成績取るから」と言ったそうだ。
任せよう。
 
でも、お父さんは、ちょっとだけさびしい。