息子の巣立ち?

年末年始は実家で過ごした。
どうも、恒例化しそうな勢いだ。ま、いいか。
 
実家には弟一家も来ていたのだが、私立中学に進学した姪の宿題の量に驚かされた。
私は、昔から、1月1日に「勉強はじめ」と称して、勉強するのが好きだった。
が、それは、ほんのオシルシ程度の話だ。だいたい、酔ってたし。
ところが、姪も甥も、1月1日から、何時間もマジの勉強だった。
実家に来るにあたって、姪は、「家に居ても、いなかに行っても、やることは同じ」
と言ったらしい。「やること」とは、つまり、「宿題」だ。
(個人的には、もう少しユルクていいんではないかと思ったが、とにかく宿題
 だからしかたがないそうだ。)
とは言え、それ以外では、楽しく遊べたようだ。
もちろん、息子も娘も大喜びだった。
 
さて、もうひとつ驚いたのは、弟も弟の嫁さんも、一定時間付きっ切りで子供に
教えていたことだ。これには、妻も感心(反省?)したらしい。
「あたしは、あんなに、付きっ切りで教えたことはなかった・・・」と言うのだ。
そして、それから、じっと息子の横について、数学の宿題をやらせていた。
こっちの宿題は、何しろ、公立中学なので、問題自体はものすごくやさしい。
しかし、息子の奴、なかなか一人では、やらんのだわ。
ところが、私が「やれ」というと、大反発につながったりで難しい。
と思っていたのだが、妻が横についていたら、結局、かなり進ませることができた。
息子は、「オヤジよりお母さんの方が怖いからだよ」なんて言う。
 
で、妻も教育ママに変身かと思っていたら、今日、息子の奴、英語の勉強をしていて、
「俺、もう、オヤジに(英語を?)教わるのやめる。自分で勉強して、わからない
 とこだけ、お母さんに聞くから」と。
あうっ。
いや、まあ、なんと言うか、自立心が芽生えたのは大いによし。
お父さんだって、いつまでも、べったり教えていてはいけないと思っていたんだ。
それにしても、いきなり、ではないかね?
しかも、「お母さんに聞く」とわ、何かね?
 
妻は、ニッコニコで、「私は適当なところで突き放すからいいんだよ」と。
う〜ん。お父さんはつらいよ。
 
でも、ま、確かに、巣立ちのときなのかも。