携帯電話

先日、息子の同級生のお母さんに呼び止められて、おもしろい話を
うかがった。
その方のお子さん(息子の同級生)が、最近、「携帯電話を買って
ほしい」とかなり強く言ってきたのをなんとか、押しとどめたそうだ。
その際、「クラスで携帯電話を持っていない子は5、6人しかいない」と
言ったので、「それは誰?」と聞いたところ、息子を含む数人の名を
挙げたのだという。
そのお母さんは、そのことを教えてくれ、「断固、携帯は持たせない
ようにしましょうよね」と言うと、ガッツポーズをして去っていった。
 
家に帰って息子にその話をしたところ、「う〜ん。その5、6人って、
たぶん、正確だと思うよ」。
一度、先生が、携帯電話を持っていない生徒に手を挙げさせたことが
あるそうだ。そのとき、息子は、10人以上手を挙げたが、実際には
携帯を持っているのに手を挙げている子がいることに気がついたそうだ。
その同級生も同様に考えて、本当に、携帯を持っていない生徒のかなり
正確な数を言っているのだという。
 
で、「誰が持ってないの?」と聞いて、息子が挙げた名前は、なんだ、
息子の友達ばかりじゃん。
どういう事情だかわからないが、携帯電話を持っていないのは、ほとんどが
息子と仲の良い友達(仲の良い友達の全部ではなく、半分くらい)のようだ。
 
しかし、そのメンツを一人ひとり思い浮かべると、なるほど、彼らは持って
ないだろうなーというメンツだ。
 
それぞれのご家庭で事情があると思うが、私の家では、携帯電話は、断固
持たせない予定だ。