公共放送局いろいろ

教育と関係ない話が延々と。
以下の話は、すべて私のごく個人的体験であって、これをただちに一般化するつもりも、
もちろん、誰か(○HKも含めて)を批判するつもりもありません。
また、間違いが含まれているかもしれません。
 
私は、我が国の国営、もとい、公共放送局は、BBCをモデルにしてるのかなーなんて、
無根拠に思っていたことがある。もう、20年も前の話だ。
で、日本在住で日本語がわかるイギリス人にそう言ったところ、吐き捨てるように、
「N○KとBBC?全然っ違うよ」と言われ、その勢いに軽いショックを受けたことがある。
どこが違うか聞いたが、「全然違う」としか答えてもらえなかった。
 
アメリカで知り合ったドイツ人(当時、西ドイツ)は、「ドイツの放送局はすべて国営」
と言っていた。(真偽は知りません。)「えー。それって危険じゃないの?」と聞くと、
「なんで?」と言われたのが印象的だった。
彼は、イタリアの民間放送を口を極めて罵り、民間放送の方が危険だと言っていた。
 
その後、私はドイツに少々住んだ。
ドイツの放送が特に堅苦しいと感じたことはなかった。
(というか、ドイツ語はそんなにわかんなかった。)
そこにいた日本人のひとりに、「ドイツ人ってセンスねーよなー。"おはようドイツ"
なんてタイトルの番組やってんだぜ?信じられるか?」と言われた。
「えーと、日本にも、"おはよう日本"なんてタイトルの番組ありそうだけど」と答えた
ところ、「ない、ない」と言われた。でも、あるよね?
 
ドイツでは、私は、外国人(非ドイツ人のヨーロッパ人が主)のグループにいたが、
有線放送でみられる(たぶん)イタリアの深夜番組が人気だった。ちょっと下品な番組。
アメリカであったドイツ人がけなしてたのはこれだな」と思った。
でも、そこにいたみんなは、「ドイツの番組よりおもしろいよな」。
 
アメリカの話をもうひとつ。
アメリカにはPBSという放送局がある。
はじめに見たときは目を疑った。アメリカの良心とも言うべきものだと思った。