驚愕の事実

私は、ある童謡がうまく歌えない。らしい。
「らしい」というのは、自分では、ちゃんと歌っているつもりなのだが、妻が、「音程が
ずれている」と主張するのだ。ファをミにして歌っているとか。
正しい音程を何度も聞かされて、違いがわかったような気もするのだが、自分で歌うと、
やっぱり間違った音程になるそうだ。
かなり好きな童謡なのだが、子供たちの教育に悪いだろうと、あんまり歌わないようにしていた。
 
で、驚愕の事実とは、今日の妻のセリフだった。
「(子供たち)二人とも、お父さん(←私のことです、はい)とおんなじように歌うように
なっちゃったんだよね。どうしてなんだろう」。
つ・ま・り、息子も娘も、私と同じように間違った音程で歌うようになってしまったというのだ。
うひゃひゃーい。俺は、俺は、悪くないぞお。だって、封印して歌ってなかったんだから。
そうだよね。ね?そうだよね。
幼児期は、確かに正しく歌っていたのに、いつのまにか、私と同じ音程で歌うようになって
しまったのだという。
 
いやー。遺伝ですね。