塾の先生

今日、塾の先生にお会いしたところ、娘と息子のことをものすごくほめていただいた。
「ほめていただいた」というより「ほめちぎっていただいた」というくらいだ。
「塾の先生」という立場上、ほめるのは普通とも考えられるが、とてもうれしかった。
横で聞いていた娘も、かなりうれしかったようだ。
(実は、私には、この点が一番うれしい。)
 
それで、小学校の先生との面談を思い出した。
私は、小学校の父母面談の日が、うまい具合に仕事の休みにあたると、妻と一緒に面談に
参加していたのだ。先生は、かなりびっくりされていたようだが。
小学校の先生も、子供たちのことをよくほめてくれる。
しかし、最後の方で、ふいに「必ずしもほめているわけではない指摘」が入る。
妻は、最初にほめられたことで、ポォ〜となってしまい、その部分はほぼ耳に入って
いないようだが、その部分こそ、「父母に聞いてもらいたい点」なのだろうと思う。
つまり、小学校の先生は、必ずしもほめるだけではないのだ。
だからこそ、一点のクモリもなくほめまくってくれた塾の先生が新鮮だった。
 
小学校の先生と塾の先生、おそらく、まったく違った教育目的をもっている先生方なので、
どっちがいいとかわるいとかということではない。
私はどちらの先生方にも感謝している。
ただ、この違いは、おもしろいなーと思った。