妻は大人だった(大人になった?)

昨晩、ある人(Xさんとしよう)から、娘にかかわることで電話あり。
と言って、そんなに重大なことではない。また、娘もほとんど関係ない。
が、Xさんの話には、「子供たちみんなが」という部分もあり、妻が、
「そんなことあったの?」と娘に聞いた。
すると、娘は大泣き状態に。
詳細は書かないが、いじめとかそういうすごいことではない。
(ただ、娘は、「ほめてくれていたYさんが、実は怒っていたのか」と思ったらしい。)
 
私は、そのXさんがおかしいと思った。
「Xさんは、なんでそんな電話をしてくるんだ」と言った。
それは、もちろん、言外に、「そんなことをまともに取り上げて娘を泣かすなよ」と
いう意味がある。
妻は、「そうねえ」とだけ応えた。
 
で、今朝、私の方から、もう一度、妻にその話をした。 
すると、いろいろな状況証拠からXさんの言ってることは正しいと推測されること、また、
Xさんは昨晩私が考えたような人間ではないこと、を冷静にさとされた。
(妻が、「Xさん(女性)は、男性のような性格で、自分のストレスを他人に振りまくような
  ことはしないと思う」と言ったときだけ、「いや、Xさんはそうだろうけど、男性的だから
  そんなことしないというのは間違いだ。男にはそういう奴いっぱいいるんだから」とだけ
  「反論」しておいた。)
なるほど。私は娘の涙で狼狽していたようだ。
「でも、あそこで反論しても、お父さん(私のこと)は怒るだけだったでしょ」と。
う〜ん。「妻は大人だ」と思った。
 
いつも「本当は自分の方が正しい」と思うときには、必ず、そう、絶対必ず、あとで
自分からその話題を持ち出し、私に謝らせようとする妻がなんと成長したことか。