高校生で数学が苦手な人はどうすべきか3

間が空きすぎて何を書いていたか忘れてしまった。
そんな状態で続けることに意味があるのかすらわからないが、一応。
 
さて、
> 「数学が難しくてわからない」という人の多くは、(中略)基本問題をちゃっちゃと
> 処理できるようになるのが先だし、そうなれば難しい問題にも手が出せるようになる。
と書いた。
考えてみると、これが結論で、それ以上言うことはない。
 
のだけど、少し、ランダムに続けてみよう。
 
基本問題がちゃっちゃっとできるようになるにはどうしたらよいだろうか。
それは、やるだけである。訓練だ。
公式丸出しの同じ問題を飽きるまで、あるいは、すらすらできるまでやればよいと思う。
 
前にも書いたが、同じことを繰り返していると、だんだん雑になってむしろ下手に
なっていく人と、だんだん上手になっていく人がいる。
前者の人がどうすればよいか、私は知らない。
後者の人になろう。
それは、1回1回をなるべく(後述)まじめにやるということだろうと思う。
そうできないのなら、以下を読んでも意味はないので、別の方法を探してほしい。
 
さて、どれだけやれば、「飽きる」か「すらすらできる」ようになるのだろう。
速い人は1度だと思う。それなら次に行こう。
しかし、5回やっても、まだできない人もいる。
いや、10回やっても、まだとか。
 
そういう人は、絶望的な気持ちになるかもしれない。
しかし、そこで絶望することはないと思う。
場合によっては、「別の問題をやってみる」というのも選択肢の1つだと思う。
しかし、気持ちを折られずに(変な日本語だが)、何回でもやってみるとよいと思う。
 
繰り返すが「たった1題の問題がなかなかできるようにならない」ということがある。
すると「これにこんなに時間をかけていたら、もう何もかもが間に合わない」と
焦り出したりもする。
実際、そうなのかもしれないから、注意は必要である。
しかし、私の経験で言うと、大抵の場合、その問題が「できるべき基本問題」なら、
逃げるべきではないと思う。
そこで時間をかけても、きっとそれが最速の突破口であろうと思う。
そして、突破口さえ抜ければ、だんだんに加速していくものだと思うのだ。