「中学の理科の先生になりたい」

私も子供の希望に無碍に反対したりしない。
そもそも、娘は高校2年くらいまで、日本初の女性総理大臣になって日本をよくするとか、
アラブの大富豪と結婚して裕福に暮らすとか、言っていた。
高校2年くらいまでである。(←ここポイントです。)
 
で、さすがにそれはどうなのって自分で思うようになったらしく、「中学の先生」が出てきた。
そして、以下のような会話がなされた。
 
娘「私、公立中学の先生になる」
私「えっ。それはいいけど、すごく難しいらしいから、別の候補も考えたら」
娘「難しいの?」
私「うん。採用試験は面接のようで、倍率がめちゃくちゃ高い上に、合格基準が不明。
  だから、テストで良い点を取ったから採用されるわけでもないらしい」(未確認)
娘「そうなんだ。でも、私面接得意だから大丈夫」
私「正直よくわからないけど、コネなんかもあるんじゃないかな」
  (だって、親子代々先生って、不思議だから。)
娘「私そういうのに負けないから」
私「・・・」(その楽天性はいいとこなんだけど)
 
私「ところで公立中学だと不良とかいっぱいいるよね」
娘「私はそういうのは相手にしない」
私「えっ。先生になったら相手にしないわけにいかないじゃん」
娘「体育の先生に任す」
私「・・・」(そういうことを面接で言ったらアウトだろうな)
 
私「それから、ゆとり教育とかアクティブラーニングとか上からの指示があるんだよ」
娘「大丈夫。相手が校長先生でも教育委員会でも文部科学大臣でも、はっきり言うから。
  ”あなたは間違ってます!”って。と言うか、一度言ってみたいんだ」
私「・・・」(そういうことを面接で言ったらアウトだろうな)
隣で聞いていた妻「ぎゃー」
 
てな感じだったのに生物実験ひとつでひっくり返るとわ?