新数学読書法2

ここで言う「数学」とは大学レベルの数学のことだった。
それから読む人は数学のプロやプロを目指す人を想定していない。(私だから。)
 
自分のブログを検索してみて驚いた。
数学書の読み方」を、結構、繰り返し書いているのである。
相変わらずである。
しかし、さらに驚いたことに、ちょっと意見がずれているようなところもある。
実はずれていない・・・と思う(表裏のような)ので、その言い訳を書こうかと思ったのだが、
かなりの量なのでやめることにした。
 
で。まあ。新読書法。
 
(大学の)数学書にはストーリーがあるような気がする。
それは、書いた人が優秀であればなおさらである。
で、そのストーリーに着目してはどうかと思うようになった。
 
ところで、私にとって、ストーリーと言えば、桃太郎である。
桃太郎の話なら、そらで言える。(ま、普通の日本人ならみんなそうだと思う。)
その話のどこがキモかも語れる。(たぶん、聞きたい人はいないと思う。)
さらに、本歌取りというか、このストーリーを元に自分が考えた話もできる。
(そういうアイデアをくれたのは石川賢である。笑)
 
圏論やら代数幾何を、桃太郎話みたいに、「自分のもの」にできないだろうか。
 
ストーリーにはあらすじと細部がある。
私は「神は細部に宿る」という考え方に大いに賛成なのだが、たぶん、最初から細部に
こだわりすぎると、なかなかうまくいかないのではないか。
と、思うようになった。
 
まずはストーリーのあらすじを把握しよう。
この数学書のストーリーは何だろうか、と。