デフ○マインド

どうやら我が国はデ○レマインドとやらと戦っているらしい。
どうして我が国民にデフレ○インドが根付いたのか、素人ながら考えてみた。
 
・あるとき価格破壊がはじまった。
  私の印象では1980年代だったように思う。衝撃的だった。
  100円ショップとか激安店というのはその子孫だろう。
  一度安い値段で買うともう高い値段で買いたくなくなる。
・消費者が生産者より大事にされるようになった。
  私の子供時代は「生産者優遇」と言われていたような気がする。
  それがあるときから消費者優遇に変わった。潮の目が変わるように。
  消費者優遇とは、結局、価格を下げるということだと思う。
円高に慣れた。
  今や円高は敵のようだ。あ、ずっと敵のように語られていたかな。
  しかし、円高だと物価が上がらないらしい。
・インターネットが普及した。
  考えてみると我々がほしいものの多くは「情報」にすぎない。
  蛇口から水道水が出るようにパソコンから情報が出てくるようになった。
  その情報にお金を払いたくない人は多い。
・収入が劇的に上がる気配がない。
  そんな人いるの?
・老人が増えた。
  老人はあんまりお金を使わないと思う。いろいろな意味で。
 
と、考えると、現在の日本からデフレマ○ンドを追い出すなんて無理じゃないかと思う。
「官製春闘で給料が少しばかり上がった」という話があった。
その正当性はおくとしても、そこにすでにデフレマイ○ドが忍び込んでいると思う。
(しみったれているという意味において。ごめんなさい。)
みなさん消費税を上げたくないそうだ。私も上がらないで済むならそうしてほしい。
まあ、いいんんだけど、それはデフレマイ○ドではないのだろうか。
 
例の経済政策がはじまった途端にバスの運賃が上がった。
そこで調べてみると、停留所をひとつ手前で降りると上昇前より運賃が下がることがわかった。
で、今はその停留所で降りている。
ま、そういうことではないだろうか。