受験の極意 最終回

「問題を解く」というとすぐ思い至るのは「ひらめく」ということだ。
しかし、まあ、偏見かもしれないが、私の知る限り「受験の達人」は、ひらめきより
事務処理能力に長けている人が多いような気がする。
(「ひらめきがない」と言っているのではない。)
「事務処理能力」とは、「解答組み立て能力」につながるものではないだろうか。
そして、そういう能力なら、鍛えることも伸ばすこともできるような気がするのだ。
 
ここで注意すべきことは、
 ・基礎知識(材料知識)の習得
 ・基礎知識を活用する知識(道具知識)の習得
 ・「基礎知識を活用する知識」の活用練習
の3つに使う時間の配分であるだろう。
 
この時間配分をうまくするのが受験の極意ではないか。
それが、このエントリーの結論である。