昔法学の講義を取った

大学1年生のとき、法学の講義を取った。
はじめはおもしろかった。
しかし、憲法の話になって、困った。
集団的自衛権違憲だが個別的自衛権は合憲」というお話だった。
重点は集団的自衛権違憲性ではなく、個別的自衛権の合憲性のように聞こえた。
集団的自衛権の方は、あくまで、マクラのような。
 
で、試験。
問題は「自○隊は違憲か合憲か。理由も述べよ」。
私は「自○隊は違憲憲法にそう書いてあるから」としか書けなかった。
その結果かどうか、法学には散々な点数がついた。
あやうく私の人生の進路が変わってしまうくらいの点数が。
 
結局、進路は変わらなかったが、その後長く長くその先生を憎んだ。
「世の中には、真っ○つにしてやりたいくらいの奴がいる」と。
(その話をすると、息子の奴、「そういう解答ってだめでしょ。もっとちゃんと書かなきゃ」と。
 それで、まあ、少し反省はしたのだが。)
 
最近、現政権の動きに対し、多くの憲法学者が「集団的自衛権違憲」と、立ち上がった
という話を聞いて、正直なところ、感動すらしている。
それなら、私のアノ成績、許そうではないか。(なんて、偉そうに。笑)
でも、あの教授がその集団の中にいるのか定かではない。
もし、ダンマリを決め込んでいるなら、真っ○つじゃなくて、四つくらいに、、、
いや、冗談である。