v^2 - v0^2 = 2ax

この公式、私のテキストに書くだけ書いておいたのだが、授業中、
「導いて欲しい」との声があがり、黒板(ちっさいのがあるんですよ)で
やろうとして失敗。ぎゃふん。
 
それを聞いた息子の奴。
「え?何、どうして、できないの?親父、ほんとに物理わかってる?」などと。
で、じゃあ、「お前やってみろ」と言うと、黒板で、すらすらと
 
 v^2 - v0^2 = (at + v0)^2 - v0^2 = (at)^2 + 2atv0 = 2ax
 
ふふん。上出来じゃないかね。
でも、息子があんまり勝ち誇るので、「お父さんはそんなやり方はしない」と
言って、こうやってみせた。
 
 a = d^2x/dt^2
 a dx/dt = d^2x/dt^2 dx/dt = d( 1/2 (dx/dt)^2 )/dt
 
両辺をtについて積分すると、
 
 aΔx = Δ(1/2 (dx/dt)^2)
 
すると、後ろで見ていた妻が、「でも、○○ちゃん(息子)のやり方の方が
ずっとわかりやすい」などと言って、息子を困らせていた。
 
どうだい?お父さんの頭の中には美しいものがいっぱい詰まってるだろ?