続・娘の数学道

中間試験の結果が返ってきた。
う。う。う。前回より下がってしまった。
特に、数学が・・・。
 
しかし、答案を見てみると、だめというわけではない。
むしろ、おしかった。「おしかった」だらけである。
まあ、気を取り直して行こう。
 
で、最近は、不等式の証明に取り組んでいる。
不等式・・・。おもしろく・・・ない・・・よね?
でも、仕方がない。
で、見ていると、なるほど、いろいろ学ぶべきことがある。
前に書いたけど、必要条件・十分条件ってやつ。
 
あれが頭の中でごっちゃになってる人はよろしくないのである。
たとえば、「好景気なら物価が上がる」という命題から、「物価を上げれば好景気・・・」。
あ、まあ、その、そういう話はよしましょう。
 
娘のやつ、難しい問題でつまっているので、「お父さんが教えてあげやう」と言うと、
「いい。解答を読む」などど。
うん、まあ、そういう勉強もいいよね。
 
が、「わからな〜い」と言う。
最近の問題集の解答はものすごく詳しい。
それがわからんというのは、まずくね?
と思って覗き込んで見ると、確かに、(高校1年生には)長い長い式変形。
「どこがわかんないの?」と聞くと、「ここ」と指差す。
 
しかし、その部分、どう見ても明白なのだ。言ってみれば、
  A < B だから A < B + 1
みたいなもん。
あせって説明したのだが、どうも話が通じてない様子。
 
で、よくよく聞いてみると、「その式変形が正しいかどうか」はすぐわかる。
そうではなく、「なぜ、そんな式変形をしたかがわからない」と言うのだ。
お父さんは、感動しました。
そこを流しちゃう娘ではなかったのだね。すばらしいよ。
 
えーと、日記なのに、続く。