落窪物語おもしろい!

まだ、40ページほどだけど、おもしろい。
以下、まったく偏見に基づいたキャラクター紹介。ネタばれ注意?
 
落窪の君
17才くらい。血筋はよいけど母親がなく、大金持ちのお父さんの家にいる。
お父さんの正妻(まま母?)には召使のような扱いを受け、カゴの鳥状態。
なにしろネーミングが「落ちくぼんだ部屋に住んでる姫」だから。
とても貧乏。美少女らしい。
口癖は「心ち悪し」(気分がすぐれない)。特技は縫い物。
 
あこき
落窪の侍女。
お金持ちのおばさんが養女にするというのを断って、なぜか侍女。
落窪を妹のように思っているフシもある。
既婚者。髪が背丈より長いけっこうな美人で才女。
特技は、夫を徹底的にこき下ろすこと。(私のワイフに似てる。)
 
少将道頼
19才くらい。会ったこともない落窪に思いを募らせ手紙を書きまくったり、
「俺を見れば嫌いになるはずがない」と断言できる、現代にいたら痛い子。
落窪に無視され続け(当然だよね?)、あこきにむちゃくちゃ言われても、
なぜか余裕しゃくしゃく。イケメンらしい。
大雨だからといって落窪との(事実上の)結婚を延期しようとするようなお坊ちゃん。
でもやっぱり雨の中を出かけて、牛馬の糞の中に突っ込んじゃったり、まあ、
人生を思い知りなさい。
 
刀帯
あこきのだんなさん。道頼の部下ではないが、事実上そんな感じ。
たぶんいい奴だが、道頼にはさからえない。
妻が「道頼は信用できない」と手紙を書けば、それを本人に見せてしまう。
身分の違いはあるが、道頼の兄弟分なんだろう。
怒りまくる妻をかわいいと思ったりする。
 
読み進めば感想は変わるかもしれない。