理想を語ろう

私が学生だった頃、学生とは理想を語るものだった。ような気がする。
まあ、実際には、受験への不満とかそういうことが形を変えていた側面もあるけれど。
そういうのは、「書生の談義」とか言って、明治の昔からあったよう。
当然、否定的な響きもある。
当人たちも、そういうキライはわかっていた。
 
しかし、昨今、あまりにも損得の話ばかりではないだろうか?
って、言ってるのは、若者に対してではない。
新しい世代には新しい世代の仁義というものがあるだろう。
私は、かつての学生、つまり、自分も含めた同世代の人たちに言いたいのである。