まったくの余談
「北条政子〜」と叫ぶ芸人さんがいた。
子供たちには、なんともグッドタイミングな芸人さんだった。
あんな風に言ってもらえれば、北条政子という名前は、たぶん忘れない。
しかも、「北条政子って誰?」という疑問が出るから、そこから、
「源頼朝、承久の乱、後鳥羽上皇」が覚えられる。
さらにがんばれば「源義経、北条時政、六波羅探題」まで行けるかも。
あれが「徳川家康〜」みたいな超メジャーだったら、だめだったろう。
その芸人さんが「北条政子〜」と言わなくなった頃、「次は誰の名前を
言ってくれるんだろう」と夫婦で期待したのだが、そうはいかなかった。
残念である。
ところで、私の出身中学では、驚いたときに、
「Watch television at home everyday!」と言うのが流行ったことがあった。
最初のWatchが「うわっ」に聞こえるからだけで、あとはオマケである。
(「毎日家でテレビを見ろ!」という内容も受けていた。
ネットもゲームも携帯もないあの頃、テレビは子供の勉強の最大の敵と
考えられていたから。)
が、おかげでみんなちょっとだけ英語の勉強になっていたと思う。
あれは誰が考えたんだろう。