漢文研究法

なんとなく、高校時代に使っていた参考書(の復刻版?)の「漢文研究法」と
いう本を買って読んでみた。
感激した。おもしろひ。
なんと言うか、日本人は、古典として漢文を読むべきなんじゃないかと。
前にユークリッドに感激した。
ああいう古典は日本にはない。
源○物語なんかは、好きな人には申し訳ないが、う〜ん。
と、思っていた。う〜ん、ごめんなさい。
 
が、久しぶりに漢文を読んでみて、すばらしい古典ではないかと思った。
我々は中国人ではないけれど、昔の日本のインテリは漢文を読んでいたらしいし。
 
と思ってその話をしたら、息子が、
「俺の観察によると、日本人の男は50代で突然日本の伝統のよさに気がつくんだ。
 それは、仏像であったり、万葉集であったり、徒然草であったり、バリエーションは
 あるんだが、基本、室町時代以前の何かだな。
 とうとうおやじにもそれがまわってきたんだな」。