私の数学

最近、我が家で勉強する習慣を取り戻そうと画策中。
(というか、「息子が」。娘は、地道に勉強中。)
 
それには自分が勉強して見せることが一番だろうと再びお父さん立つ。
で、これ見よがしに食卓で「現代数学概説」を最初から読み直していると、
非道な妻が「え?その本まだ読んでるの?」。
 
あのね。何度も読んでるといろいろ身につくわけだよ。
私なんかね〜。Zorn補題の言い換えをソラで5つも言える様になったのだよ。
順序集合が極大元を持つのはだね、その全順序部分集合がね、「上限を持つ」でも
「上に有界」でもどっちでもいいんだよ。
だから人によって帰納的順序集合の定義が違うのだよ。
な、普通の人なら、いらっとするだろ?でも俺はもう平気なんだよ。わかる〜?
 
いや、うそです。効きました。これは効きました。
なんというか、子供たちのお手本になろうと張り切っている私の顔面に
いきなりハイキックが炸裂したような。
 
いや、確かに。
それでは、言おう。
「○○ーは俺を怒らせた」じゃなくて、「今年中には読み終えます」と。
 
ところで、その妻、「ラプンツェルの馬が好きでたまらない。どうしてだろう」と。
それは、愚直なところが私に似てるからだろう。