「君○届け」再び

最初の3巻くらいまでは、友情モノという感じで楽しく読めた。
しかし、だんだんと、少女マンガな世界にどっぷり。
主人公の爽子ちゃんには(あと、なんだっけ、ああ、そうそう、風早君もね)
かなり好感が持てるのだが。
「つらっ」と思いながらも読んでいると、妻から「もうついて行けない」のリタイア宣言。
(妻は、「これは"君の名は"なのよ」などと言う。俺はそんな古いの知らんぞ。)
いや、たぶん、少女マンガファンにはおもしろいのだろうけれど。
 
しかし、私は、読み続けた。
何より、娘との大事なコミュニケーション・ツールだから。
するとどうだろう。
11巻あたりから、ちょっと新展開でまたおもしろくなってきた。
(どうか、私どもが終生語り継げるよう、このままきれいに進みますように。)
 
「ついて行けない」と言った妻は、ある休みの日にじっくり読み返したようで、
また、泣きながら読んでおられる。
(それにしても、2巻がお気に入りのようだ。妻も粘着気質だから。)