娘とフィボナッチ数列

フィボナッチ数列について少し検索してみたところ、「すぐる学習会」という塾に
大変おもしろいまとめページがあった。
(リンクしていいかどうかわかりませんのでURLは書きませんが、検索すればすぐ
 出てくると思います。)
その中に、東京女学館中学の入試問題として、次のような問題があった。
 
 階段を上るのに1度に1段または2段で上る。
 (1) 4段上る方法は何通りあるか?
 (2) 7段上る方法は何通りあるか?
 
こんな問題、確かに聞いたことはある。
しかし、これがフィボナッチ数列になるとは知らなかった(気がつかなかった)。
 
さっそく、娘とやってみた。
(高校生の息子は、問題を言うと鼻で笑っただけだったので、
 「答がフィボナッチ数列になるんだぞ」と言うと、神妙な顔をして
 「なるほど、おもしろいね」。
 ま、それだけでわかったようなので、それ以上、話さなかった。)
まあ、基本は、場合分けではないだろうか。たとえば、(2)なら、
 ・すべて1段で上る → 1通り
 ・1回だけ2段上りを入れる → 6通り(6C1)
 ・2回だけ2段上りを入れる → 10通り(5C2)
 ・3回だけ2段上りを入れる → 4通り(4C3)
で合計21通りになる。
 
娘と一緒に、階段が1段の場合、2段の場合、3段の場合、4段の場合(ここまでは
手でやれる)、7段の場合、8段の場合(こっちは場合の数)を計算して、
表にまとめてみた。
1段目 1通り、2段目 2通り、3段目 3通り、4段目 5通り、7段目 21通り、8段目 34通り。
すると、娘は目を輝かせて、「あ、これ、こないだやったやつ。フィボナッチ数列だ!」。
そうだよね。お父さん、本当にうれしかったよ。
 
それで、どうしてフィボナッチ数列になるかも考えた。
n 段目に行くには、n - 2 段目から行くか、n - 1 段目から行くしかないからだよね。
それもちゃんとわかった様子。
いや〜、楽しいなぁ。
すぐる学習会さん、東京女学館中学さん、ありがとうございます。