トランプと娘と妻

最近、息子が新しいトランプゲームを教えてくれた。ハーツというもの。
(「え?ブルー○ーツ?」と言っても誰も答えてくれなかった。)
年を取ると、なんだか新しいものを覚えるのが億劫になるもんだが、そういう
ネガティブを子供が吹き飛ばしてくれるんだろう。
やってみると、なかなかおもしろい。
 
で、最初の数回を除いて、勝ちまくったのが娘。
娘は、つい最近まで、どんなゲームでも「いじわるは嫌」とか言いながら、決して
「勝つための行為」、したがって、「勝つための思考」をしないタイプだった。
が、今回は、どういうわけか、「私はいじわるをしたいんじゃなくて、勝つために
行動しているの」とか言いながら、ちゃんと戦略を練って戦っている。
 
私が驚いていると、息子は、「一番小さいからわかんないんだろうけど、
○○(←娘)も中学生なんだから」などと言う。ほうほう。
 
ゲームに無理やり参加させられた妻は、ゲーム中、息子からも娘からも、ずっと
「ああっ。それは、だめ」「それじゃ損するよ」などと言われ続けてぼろぼろ状態。
最後に、ラッキー勝ち(全敗点を取ると逆転になるという革命ルール)をして、
一気に機嫌を直していた(妻は本当に運がいい)が、後で、「この家で一番バ○
なのは私なのかなぁ」と落ち込んでいた。
 
大丈夫。私の方が○カだから。
いや〜、子供の成長は楽しいじゃないか。