おうぎ形から学ぶもの

今日、娘と数学の勉強をしていて、おうぎ形の話になった。
「おうぎ形の問題」とは、要するに、弧の長さ、面積、中心角なんかを
あーでもない、こーでもないと計算するだけの問題である。
要するに、比の問題だ。
私は、子供の頃から、おうぎ形がおもしろいなんて思ったことはない。
だから、さっさとすまそうと思った。
 
ところが、やってみると、結構難しい。
比は小学校5年生でやっている。
(そして、中学受験では、多用される。たぶん。)
公立中学の中学生にとって、「比」は、小学校5年生以来のもので、
ひさしぶりというか、あまりなじみのないものなんだろう。
おうぎ形は、その「比」を、はじめて実戦で使うものなのだ。
 
そういう意味で、おうぎ形の勉強は意義深いものかもしれない。
おうぎ形さん、ごめんなさい。
 
一応書いておくと、「おうぎ形の勉強」とは、おうぎ形をふくむ円を考えて、
 
 円の面積 : おうぎ形の面積 = 円周 : おうぎ形の弧 = 360 : おうぎ形の中心角
 
を、ちゃんと理解し、使うということだと思う。