新100マス2

最近、娘と妻と新100マスを。
妻と娘だけでやるはずだったが、妻は食事の支度等で忙しいとかで、半分に。
そして、どういうわけか、私が毎回参加。
 
まあ、それはそれで、いつものあれなんだが、別の騒ぎもあった。
一時期、妻がどうしても全問正解ができず、なんと、本当に涙まで流したのだ。
「私はもうバカになっちゃったんだ」と。
 
なだめたりすかしたりで大変だったが、最近、ようやく全問正解をだして、
ふたたび得意満面。
そして、スランプ脱出法を意気揚々と説明してくれる。
「リラックスよ。リラックスが大事なの」。
はいはい。
 
100マスとは言え、新100マスは、マスなしで、2桁の足し算を100問やるものだった。
また、問題は、毎回(私が、そう、わーたーしーが)制作した新問である。
(「毎回問題作るの大変だ」と言ったら、妻のやつ、「嫌ならやめたら」。くう〜っ。)
ただ、2桁足す2桁は退屈してしまったので、3桁足す3桁に変更。
その際、娘の要求で、問題数は40問に。
それでも、「新100マス」とよんでやっているが、もはやマスもなければ100でもない。
 
しかし、その成果は、確実に現れている。
 
そもそも、オリジナルの100マスの良さは、
 ・集中力アップ
 ・単純計算力のアップ
だったと思う。だからこそ、問題は固定した方がいいのだ。
しかし、今回は、純然たる暗算力アップが目的なので、上記のようにした。
 
やってみると、問題が紙に書いてあるので、純然たる暗算にはならない。
さらに、3桁足す3桁になると、繰り上がりをメモしたりしてやってしまう。
そこで、やっぱり、2桁がよかったかなとも思ったが、まあ、いいでしょう。
 
なんにしても、確かに、暗算力がアップしたように見える。
そもそも、それほど、嫌がらなくなった。
そして、かつて一番遅かった娘は、今、私と妻にブッチギリで勝つようになったのだ。
 
あ、そうそう。
妻は、スランプ時に「もう私はだめだからやめようか」などと言っていた。
「いやいや、君のがんばる姿を子供たちは見て育つんだから」なんてなだめて
いたのだが、娘の奴、ちゃんと聞いていたらしい。
私が、「最近仕事がたまってる。やだな〜」と言ったら、
「お父さんが、がんばる姿を見せてくれなくっちゃ」と。