教育法・学習法

今日は、事情により、本屋さんに居ざるをえなかった。
もう、新しく読むべき本もないと思うのだが、ついつい、教育書コーナーへ。
そこで、ヨ○ミネ式という本を見た。
なんだかおもしろそうだ。
 
パラパラと見たところ、ほぼ私と同意見のようにも見えた。
が、私の子供たちは、もう、中学生で、我が家には適用できなさそう。
一応、妻(妻の送るのために本屋さんに居たのだ)にお伺いをたててみると、
「どうせもう不要なんだから買うのはやめなさい」と。
(そもそも、ヨコ○ネ式は、テレビでやっていて、妻の方が感心してたのに。)
 
そこで、きっぱりあきらめたのだが、やっぱり読んでみたい。
と、うじうじ言っていたら、「じゃあ、買いなさい」。
「と言うか、本1冊のことでそこまでうじうじ言われるのも困るから」と。
 
う〜ん。
でも、迷うな〜と思いつつ、別の本屋さん(妻を送ったあと)にいくとない。
ま、いいかあ。と思った。
 
私は、ネット書店の書評はいっさい信用しない方針であるが、気になったので、
ちょっとのぞいてみると、「3歳以降は抱きしめるな」などと過激な発言もあるようだ。
えーと、ウチは、中学生の息子・娘を抱きしめてます。
(さすがに、嫌がられるけれど。)
 
まあ、書評なんでなんとも言えないが、そういう点には、賛成できないかもしれない。
しかし、そういうところは置いておいて、お子さんがその年齢の親御さんには、
それなりに参考になる本のようである。
 
なんて、読まずに言ってるので、あてにしないでください。
 
で、言いたかったことは、そこではなくて・・・。
 
いろいろな本の書評を読んでみて・・・。
ヨコ○ネ式ではないのだが、私が読んで良書だったと思う本に、けっこうネガティブな
評価があることを知った。
それらの評価自体の妥当性とは別に、思ったことがある。
 
私は、どんな本も信じる信じないは自分の判断だと思う。
また、たいていの場合、本の内容が「全部だめ」も「全部すばらしい」もないと思う。
我々は、本の内容の中で、よいと思ったものだけを選択すればよいのではないだろうか。
 
特に、教育・学習に関して言うと、「著者の言うことをすべて実行する」ということは、
ほとんど不可能だと思う。私には不可能だ。
時間もないし、それに、著者と自分(著者の教え子と自分の子供)は別人なんだから。
 
どの本を読んでも、私には、「なるほど〜」と感心することがいくつもある。
(反面教師的に感心することもある。)
が、「実行してみよう」と思うことは、ごくわずかしかない。
1冊に1つでもあればバンザイである。
それは、単に、自分の人生とそんなにピッタリの本など、そうはないだろうからだ。
 
1つでも実行可能なことが書いてある本を見つけると大変うれしい。
しかし、そういうものが見つからなくても、本を読んで知識が得られる喜びはある。
本の代金としては、それで十分ではないだろうか。