息子と数学
息子と物理の話をしていて、よく使う公式
(1 + x)^a ≒ 1 + a x (xが1よりかなり小のとき)
の話をした。私はこの公式が大好きなのだ。
たとえば、アイシュタインの有名な公式
E = m c^2 / (1 + (v/c)^2)^(1/2)
(こう書くとなんだかわかりませんね)に、適用すると、
E ≒ m c^2 + 1/2 m v^2
というもっともらしい式が出る。ね、きれいでしょ。
ところが、それを見ていた息子は、
「これは、ひどい。これは、数学への冒涜というより、虐待じゃないの?
物理って、数学を使って、数学のおかげで発展してきたのに、この仕打ち?
俺には信じられない」と。
いやいや、上の公式だって数学の一部なんだけどね。