数学

今年の夏は、子供たちに「数学の勉強」をさせようと思う。
まあ、その、息子は、受験も視野に入れてね。
当の息子は、「それはB級の勉強をしろってことだね」なんて生意気を言うのだが、
私は、受験勉強だって、バカにしたものではない、と思う。
まあ、何より、テストでいい点とらなきゃね。
 
私の方は、いろいろ読みたい本がふえすぎて困ってしまったが、結局、
「現代数学概説 彌永昌吉小平邦彦著」を読んでいくことに。
この本、最初の方でわからなくなって、何度もまたはじめから読み直している。
(これは、私のここ2年ほどの歴史の勉強に似ている。
 何度も平城遷都あたりでわからなくなって、古代からやり直した。
 で、だんだん「歴史感覚」らしきものが持てるようになり、今では、
 とうとう明治時代まで、一通りウンチクが言えるようになったのだった。)
この本は、「解答のない問題集」だ。
それを(本当にはじめの方だけだが)何度も読み直しているのは、まさに、
厳密反復型の勉強になっているのだと思う。
(心底、解答がほしい、、、あるいは、話し合える人がほしい。
 が、最近、なんだかわかってきた気もする。)
 
で、本当におもしろい本だと思う。
実を言うと、まだ何もはじまっていなくて、おもしろいも何もないと思うのだが。
こういう勉強が、いつか何かにつながるのかなあ、と思う。