数学と子供たち

数日前の話。
「お父さんは、数学の本を読んで、何かわかっても、わからなくても、
誰とも語り合えない。それが、つらい。」と言うと、
息子の奴、「あと6年待てば、語り合える相手が現れるよ」だって。
ものすごくうれしかった。
お父さんは、楽しみに待ってるよ。
 
と、そんな話をしていると娘が、興味を示す。
私の持っていた「代数入門 堀田良之著」を読むと言い出したのだ。
「えー。だって、○○(←娘)、この本の漢字すら読めないでしょ」と
言うと、漢字や記号の読み方を聞いてから、高らかに音読し始めた。
(記号の読み方は、私にもいまいちわからないのだが。)
「単純アルチン加群Mn(D)(Dは可除環)上の単純左加群は、自然な加群
 D^nに同型である...」(「代数入門」p154)
娘の澄んだ声は、なんと言うか、、、感激しました。
 
と言うことで、あとで、はじめから音読してもらうことに。
こっちも楽しみー。