模擬試験

少し前に、某中学受験塾で無料の模擬試験があり、娘が受けた。
 
息子にも同じ時期に受けさせた試験だ。
その目的は、中学受験の厳しさを見せてビックリさせることだった。
実際、息子はビックリしたはずだ。
その後、無理やり、冬期講習にも放り込んでしまった。
 
娘の方は、冬期講習に出れないことは確定しているが、それでも、
やっぱりビックリしてもらおうと、受けさせたのだ。
本人は自信満々(学校の成績はかなり良いのだから)だったが、
まったく準備ナシのぶっつけ本番だから、かなりシンドイものになる
と予想された。
 
実際、試験が終わったときには、顔色からものすごい集中のあとが
見て取れた。
(とてもいじらしく思えた。)
送られてきた成績も、娘にはかなり不本意なものだったようだ。
シュンとしていた。
もちろん、私には、まあまあ、予想通りの結果だったのだが。
 
しかし、驚いたことに、娘はまた模擬試験を受けるという。
あんなに大変だったのに。
これは予想外だ。偉いなぁ〜。
 
予想外というと、娘が、さらにおもしろいことを言った。
「模擬試験では、国語の問題がおもしろい」というのだ。
国語の試験の文章はひたすら長くて、見ただけでゲンナリするものだが、
娘は、それを試験時間中に読んで楽しく感じるというのだ。