子供たちの勉強

息子が塾の数学の問題を娘にあげたところ、娘はスラスラ解いてしまった。
息子は、「そんなの解けて当然」と言う。
実際、基本問題ではあるのだが、娘は、かなり自信を持った様子。
私も大喜びだが、妻もかなり喜んでいる。
なんと言うか、うん、うん、よくやってるよ。
 
昨日、息子が、某通信添削の数学の問題をやった。
自信があったらしく、ルンルンだったが、つい見てしまったら、結構ミスが。
そこで、悩んでしまった。
教えるべきか、ほっておくべきか。
内容的には、ほとんどできているのだが、ツメが甘いものばかり。
教えずに採点してもらい、バツをもらって反省するのもよいかもしれない。
しかし、それはなんだか効率が悪いよう。
散々迷ったあげく、なるべくカラッと明るく、
「あ、お父さん、おまえのミス見つけちゃったよ。どうする?聞く?」
と言ってみた。
息子は、ブスッとして、「今日は、疲れたからいい」。
で、後で、妻に怒られた。
「せっかく一人でやってるのに、どうして口出すの?」
うん。確かに。ものすごく反省した。
元気なく寝てしまった息子にも、すまんと思った。
 
で、今日は、「ああ、あれどうやって決着着けようかな」と思っていた。
が、帰宅すると、息子はかなり元気。
で、やはり通信添削をはじめたので、昨日見つけたミスを教えてあげると、
「あれ?このバカ何やってんだろう?」と。
(この場合の「このバカ」は、「昨日の自分」ですね。)
明るく、楽しく、やり直してくれた。
妻は、口を出さずに見守っていてくれたが、私の反省を汲み取り、
干渉しないことで私を応援してくれたことは、間違いない。
息子よ、妻よ、ありがとう。