俺の基本アルゴリズム

最近、息子に言われたことがある。こんな内容だ。
「思い出してみると、俺は、ほんとうに小さい頃から、微分積分の考え方を
教え込まれてきたように思う。そういう言葉を使っていなくても、そういう
考え方を叩き込まれてきたんだ。だから、微分積分は俺の基本アルゴリズム
のひとつになっている」
えーと。もちろん、まだ、微分積分を本格的に教えたわけではない。
ただ、たとえば、球をスライスして体積を求める話などはずいぶんしていて、
それを微分とか積分とか言うんだとは教えている。
(計算方法を教えたわけではない。教えたのは「考え方」のみ。)
息子によるともっと昔、自分が幼稚園児くらいのときから、そんな考え方を
私は言っていたというのだ。
なるほどなーと思った。
確かに、私は微分積分の考え方が好きだ。だから、事あるごとに言って
いたのだろう。
(厳密に言うと、「微分積分が好き」と言うより、「高校時代に微分積分
 わかったときの感動が忘れられない」のだと思う。
 しかし、どうせなら、もっとカッコイイのも叩き込みたいなあ、と思う。)