徹底反復

最近、[雑談]と[教育]の項目の区別があやしい。が、まあ、いいか。
 
昨日(実際は今朝)、栗田先生の話を書いて、陰山メソッドを思い出した。
陰山先生の方式の中で、(私にとって)特に印象深いのは、「徹底反復」である。
栗田先生も、学習における「反復」(同じ問題を繰り返し解く)を勧めている。
私も、通常の教育においては、「反復学習ほど効果的なものはない」と確信している。
 
が、同じ問題を解いたり、同じことを何度も覚えようとしたり、教科書の同じページを
何度も読み返していると、「脳が磨り減る」ような妄想にとらわれることがある。
石でも包丁でも、何かに対して、同じ方向にゴリゴリ押し当て続けると、磨り減っていく。
「反復をしている人」が、なんだか、そんな石や包丁のようになっている気がする
ことがあるのだ。
根拠はまるでないので、やっぱり、妄想だと思うのだが。