帝○の国と町○君

以下、ネタバレあります。
 
娘が「○田君の世界」5巻を購入。
おもしろかった。
性格の良い目の小さい同級生の名前をはじめてはっきり認識した。
しかも、その娘の目玉がはじめて見えた。気がする。
 
で、映画「○一の国」を見た。
娘が友達と見ておもしろいと言い、息子が原作の一部を読んでおもしろいと言う。
こうなると、とても見たがっていた妻に逆らえるはずもない。
妻は、絶対、「おにちゃん(と我が家では呼ばれる男優さん)」ねらいだったと思うのだが。
(私は、おにちゃんの演技力が正直怖い。)
 
で、おもしろかった。
うん、まじおもしろかった。以上。
(男どもの裸ふんどしの尻は見たくなかっ、、、まあ、いいか。)
 
ちょっと、おもしろいと思ったのは、「父親の期待に苦しむ息子たち」という設定だった。
昭和の名家ならありそうな話であり、貴族階級(?)の様子を笑うというのは
貴族ならぬ庶民の楽しみとしては普通だろう。
 
しかし、平成の若者にとって、それは「自分とは関係ない貴族の話」というより、
「自分の話」なのだろうか、とも考えてみた。
あ、「(父)親の期待に苦しむ(息)子たち」のくだりである。
そう言えば、町○君の同窓生アオ君もそうだった。
 
平成の庶民の親たちは、子たちに、それほど過大な期待はかけていないと思う。
(幼児期を除く。)
たぶん、「幸せになってほしい」だ。
その次に、あるいは、そのために、普通に就職して、普通に結婚してほしい、、、だろう。
しかし、その「普通」への期待を「過大」と感じているのかもしれない。
まあ、よくわからないのだけど。