息子語録4

娘と息子と私の3人で「物語作り」をした。
順番に前の人の話の続きを作っていくのだ。
で、私からはじめることになったので、「あるところに宇宙船があった」とはじめた。
息子も娘も魔法ファンタジーの世代で、そういう話ばかりやっていたので、一石を投じたのだ。
すると息子の奴「げ、いきなりハードSFか。昭和だねぇ」。
まあ、いいだろう。
だが、息子の奴、「宇宙の病原菌」みたいなのを作り出して、どうしてもバイオ方向に持っていく。
しかたがないので、私は地球の科学者と宇宙の科学者が協力して病原菌と戦う話に持っていった。
すると、息子の奴、「昭和の人って、無条件に科学者は正義の味方だと思ってない?
俺はさっきから宇宙人科学者が地球人を脅迫する話にしようとしてるのに、どうしても
みんなで協力する話にしようとする」
 
え?
あ、そうか。確かに、私は科学者は全員正義の味方だと思っていた。
けど、う〜ん、確かにそれは昭和の人の発想かもしれない。
(本当の昭和には、ナゾーとか宇宙猿人ゴリなんてのもいたのだが、まあ、いいだろう。)