娘の友達たち

道を歩いていると、高校生のカップルらしき二人がいる。
で、その女の子が私にピョコンとお辞儀を。
え?誰?え?え?え?
と思ったが、ああ、そうだ、娘の中学時代の友達の○○ちゃんだ。
娘とは漫才コンビのような関係だったのだが、男の子と一緒に・・・とわ。
 
あまりに驚いたので後ろ姿をガン見してたら、男の子もクルリと振り返って、
お辞儀してくれんの。
バツ悪。なんだか、私が下品なおっさんじゃないかね。
 
そこで、私は急遽、娘にメールを打った。(え?下品すか?)
「○○ちゃんが、男の子と歩いてたよ」と。
娘も興味を持ったようでさっそく本人に「一緒に歩いてた子誰?」と本人にメール。
ちょっと待とうよ。
それじゃ、お父さん、子供たちの様子をチクってるみたいじゃんよ。
(と、言ったら、妻が「だってチクったんでしょ」と。くぅ。)
 
返信によると、娘の知ってる同じ中学出身の男の子。
それを聞いて(見て)、娘は、
「なんだあ。△△かあ。それじゃ、そういうの(恋愛感情?)はないわあ」。
「え?そうなの?」と聞くと、「あの二人は漫才コンビだったから」。
 
漫才コンビ多いな。しかもかぶってる。
「本当にそうなの?漫才コンビの間でもあるんじゃないの?
 ○○ちゃんに先越されちゃったんじゃないの〜」と、おじさん丸出しで
聞いてみたが、「絶対ない」と。
ちなみに、○○ちゃんの返信には、ちゃんとギャグが入っていて、
ギャグセンスは衰えていなかった。
 
で、昨日、娘の帰りがものすごく遅くなって、「駅まで迎えに来て」とメール。
ほいほい、にやにや、喜んで、迎えに行くと、改札口から娘が・・・。
あれ、男の子と一緒に出てくるぞ。
そこで、娘は笑顔でその子に手を振ると、同じく笑顔で私の方に駆けてくる。
「い、今の誰?」と声を震わさないように聞くと、「え?部活の友達」。
帰り道が一緒だと。
 
ちょっっっっっっっっっっと、待ったああああああ。
聞いてないよ。
こんな夜遅く(夜の7時半だよ)まで、部活してんの。その子と?
部活仲間はたくさんいて、途中までは、みんな一緒だという。
お、お父さんは、信じる。うん、そう信じるよ。
でも、なんか、ものすごく複雑である。
 
ちなみに、その男の子、息子がなぜか部活に関して高く評価している。
昨日も「ああそりゃ、□□君に聞け。□□君に聞いとけば間違いないよ」など
と連呼してくる。
おまえは、一体どっちの味方なんだ。