書類整理を見た

たまたま、高学歴のみなさんが、書類整理をしている場面に出くわした。
彼らの時給を考えると、それはちょっと、、、という話は置いといて。
 
で、ちょっとうんざりするような量の書類を人海戦術でぱっとやってしまおうと。
実際、3人くらいでやるとなると気が遠くなりそうだが、それを30人近くの人手で
やっちゃうわけである。
当然のことながら、部屋いっぱいの人が効率的に動く方法を考えないと労力が
無駄になってしまふ。
 
はじめ、「長」の人が、指示をだした。
彼は、(おそらく書類の内容を重視し、それに応じた)丁寧な分類法を指示した。
というか、指示したかったのだろう。
が、その場にいた誰も理解できなかった。
私もわからなかったが、たぶん、相当な時間がかかるだろうと憂鬱になった。
 
が、「副」の人が、別の提案をした。
内容はいっさい関係なく、彼がざっくり分割した書類の山をつくり、各人は、
タイトルのみを見ながら、自分の責任範囲の書類を取り出し、まとめるのである。
こう言ってはなんだが、「ごく普通のやり方」だと思う。
おかげで、その作業はあっとゆう間に終わったのである。
 
おまけとして言うと、批判をするつもりではないのだが、このやり方の本質を
理解できず、しなくていい作業を追加するため、全体の速度を落としていた
善意の人が数人いた。
 
えーと、だから、批判したいのではない。みんな、良い人たちだから。
ただ、少しのことにも先達は、じゃなくて、論理はあらまほしき事なりね。