お父さん塾の読書

かと言って、漫画ばかり読んでいるわけではない。
娘と私は、「風姿花伝」(世阿弥・著)の8割くらいを読み、続いて、
「算法少女」(遠藤寛子・著)を再読した。
風姿花伝」は、「秘すれば花」のくだりを自分が読んでみたかったからである。
風姿花伝」のあとは、シートン動物記の「灰色熊の一生」を読みたかった。
これは私が子供の頃読んで、涙が止まらなかったものである。
 
が、娘は、「悲しい話は嫌」と、断固拒否。
「いや、悲しい話も読んでおくといいよ。それに悲しいだけの話じゃないし」と
言っても絶対だめ。
そして、「算法少女がいい」と。
「算法少女」は、娘が小学生のときに読み聞かせしたのだが、内容はほとんど
覚えていなかったらしい。
で、今回は、一緒に読んで、よくわかったらしい。
 
今回は、本文を読み終えた後、「はじめに」と「ちくま学芸文庫版のあとがき」も
一緒にじっくり読んだ。
この部分まで含めて、この本はすばらしいと思う。